SR400(500)と鼓動感と。
不思議な縁があり、SR400を格安で購入する事が出来ました。
正直に言って、まったく興味の無かったSR…。
「無駄に高いだけでしょ」くらいのテンションでした。
その発言をした自分を引っ叩いてやりたい!
キックスタートから始まるドラマ!
変態SR乗りは「SRはキック始動からドラマがある」と言うそうです。
初めて聞いた時は「こいつ病気だな…」と思いました。
しかし、確かにキック始動の楽しさ(?)は存在します。
インジケーターを覗いて始動していた頃とは違い
キックとデコンプレバーの感触で一発始動できた時の感動たるや…。
ちょっと近づいて来てしまったのが癪です。
カタログに無い楽しさの塊!
SRの魅力はこれに凝縮されているのではないでしょうか?
「鼓動感」と言われる感覚は数値では書けないです。
確かに「それ」に乗っている感覚は最新設計のバイクには無い感触。
YZF-R1とか乗っても「乗せてもらってます!」感はいつまでも消えないです。
そもそも逆車のメーターいっぱいまで何処で出すのですか?!
今日はどこへ行こう?
フルカウル車や車重のそこそこあるネイキッドとの違いは
やっぱりフラっと乗れる事かなと思います。
自転車に乗ってコンビニに行くのと同じくらいのテンションで跨がれます。
80キロ以下が適正速度です。
高速道路で100キロ巡行だと「無理してます!」感が凄いです。
1986年式の自分のSRだけでしょうか…?
高速ツーリングも良いですが、のんびり冒険しながら
「今日はどこまで行ってみようかな?」と思えるバイクだと思います。